あらすじ公認会計士を目指す智哉には忘れられない男がいた。理由も告げずに一方的に自分をふった学生時代の恋人・亮平だ。それなのに、ある夜、酒を飲んでマンションに帰ると、部屋の前に亮平が立っていた。一週間だけ泊めてくれと言う亮平の頼みを断ろうとした智哉に「五年前、おれが別れを告げたとき、智哉はあと一週間でいいからつきあってくれと頼んだ。そしておれはつきあってやった。だから今度はおまえが頼みを聞いてくれる番だ」…と。でも突然どうして? その真意はどこに?