あらすじ身代わりでもいい、なんて、どうして思ったのだろう? 医療機器会社に勤める藤崎航は、営業先の病院で、高校時代の後輩で弟・孝史の親友でもあった伏見尚宏に再会する。かつて伏見が孝史にふられたところに、航は居合わせたことがあった。弟と伏見の関係がそれきりになったことも知っていた… 再会した伏見の逆鱗に触れ、無理やり抱かれるようになって二週間。なし崩しに続く関係。埋め込まれていく悦楽の種。どうしてこんなことに? 自問しながらも関係を続ける航だったが…