あらすじ優秀な商社マンで華やかな恭一と、喫茶店を経営する寡黙な一哉は同じ顔をした双子でありながら、まるで光と影のような兄弟だった。メンタルクリニックでカウンセラーをする弦は、兄の恭一と付き合っているが傲慢で身勝手な彼との恋に疲れ、優しく穏やかな一哉に強く惹かれていた。そんなある日、兄弟は二人だけで夏山登山に出かける事に。弦は彼らの下山を待って、恭一に別れを告げ一哉に想いを伝えようと決意する。だが悪天候に見舞われた二人は遭難してしまい、生きて戻れたのはたった一人で──!?