お前になら殺されてもいい
「マホロ、キスをしなさい」
オスカーにさらわれ、
ジークフリートの異能力によって身体の自由を奪われて
人形になってしまったマホロは、ジークフリートに
命じられるまま動くことしかできなかった。
ノアに会いたい──そう願うマホロは、
ある出来事をきっかけに、
『過去』のジークフリート、『現在』のノアを視て、
マホロをよく知る光の精霊王に出会う。
一方、マホロを奪還するため動きだしたノアだが、
光魔法の血族を抱くことができるのは、
闇魔法の血族だけという血の縛りに苦悩していた。
けれど、闘いの中、ノアにある変化が生じて!?
謀略と対立、愛と憎しみが交錯する怒涛の第三弾登場!!