『14』の少女・叔美との出逢いから数ヶ月―――
叔美を救った代償として負った傷により、千里一條は夏休みの大半を棒に振ってしまう。
せめて残り少ない数日間の夏休みを謳歌するべく、『夏休みデビュー計画』を立てるのだが―――。
そんな中、姉の碧流が叔美を伴った海への旅行を提案する。
しかし、それは様々な思惑の交差する、地獄の社員旅行だった。
『タタリ』や『新たなるcS[刺客]』を前にした予想だにしない人生の分岐点で、
『本』はまたしても一條に『選択』を迫る。
待望のスラップスティック・ブックアドベンチャー、第二弾!