「絶体絶命だ! ボコられて体中痛いし、どうやらここは牢屋みたいだ……」。
戦国時代をこよなく愛する高校生・高杉一郎太。周りから「歴ヲタ」と呼ばれる彼は正しく【ぼっち】であった!
休日【ぼっち】な彼がただ一人、群馬県北部の城趾を散策していると突然光に包まれてしまう。
気がつくとそこは戦国時代──それも北条の大軍が押し寄せる【チンケな山城】だった。
困難な籠城戦に加え、味方軍師の暗殺事件など……次々と起こる絶体絶命な事件。
裏切り者はダレ?
【ぼっち】は押し寄せる北条軍から美女たちとチンケな城を守れるのか?
実は某所で10年以上歴史モノを書いていた真性の歴ヲタである著者が構成する【リアルな戦国】を舞台とした歴史ファンタジーが今はじまる!