※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。
大自然とともに生きる……先住民家族の生活史。
アメリカ、スペリオル湖。天然痘が大流行して、湖に浮かぶスピリット島に住む先住民はたった一人の赤ん坊を除いて全滅してしまう。時は流れ、7歳の少女オマーカヤスは大自然のなかですくすくと成長している。自然から恵みを受け、時に自然の脅威におびやかされてながらの生活は、厳しくも野性的な魅力にあふれている。クマの親子との出会い、メープルシロップ作り、野生の米の収穫… そんな先住民の村を、ふたたび天然痘が襲う。オマーカヤスの家族も次々と病気に倒れていく……
大自然と調和して生きる先住民の暮らし、少女の成長を描いた名が、待望の新訳で登場!
※この作品は一部カラーが含まれます。