あらすじリモートワークとはただ実施すればよいだけ、あるいは働き方の一つとして追加すればよいだけという意識では、成功しない。現在、企業がオフィスに戻るかどうか、またどのように戻るかの議論がなされることも増えたが、この問題を考える際にも、仕事の目的やリモートワークについて、より大きな視点で考える必要がある。本書では、リモートワークに対する従業員と雇用者の感情の間になぜミスマッチが生じるのか、テクノロジーはどのように使われ機能したのか、そしてなぜ自分の仕事との関係を見直すことがそれほど困難なのかという疑問に答え、これからの働き方を考える。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2022年3月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。