ソフィーは兄のジェイクから相談を持ちかけられて困惑した。モニカという女性と結婚したいのだが問題があるという。モニカの兄ダニエルは両親の死以来、妹を自分の手で育ててきた。それゆえ保護者意識が強く、ジェイクとは以前から仲が悪い。そこで、なんとかあいだを取り持ってもらえないかというのだ。ソフィーはダニエルの会社に出向き、ようやく面会までこぎつけた。だが、成功した男のオーラをまとう彼の魅力に気圧されて説得は失敗。さらにきつい言葉を浴びせかけられてしまう。「財産目当ての男になど妹は渡さない!」彼の目の奥に怒り以上の何かがあるとソフィーは気づき、愕然とした。