古着屋を営むローズは、親友のサラに頼まれて彼女の子供を預かり、しばらく世話をすることになった。ところが突然ローズのもとに、サラの兄であり弁護士のレオが訪ねてきた。何を誤解しているのかひどく険悪な様子で、今にも姪を連れ帰りそうな勢いだ。私に姪を預けるのがそんなに不安なのかしら?どうやら名門バランタイン一族にとって、個性的な生き方を貫いているローズは、妹家族に悪影響を及ぼす存在と見なされ疎まれているらしい。レオに気圧されまいとにらみ返した彼女は、彼の冷たい目の奥に欲望の炎が燃えていることに気づいた。