アマンダは社運を賭けたコンペに向かうため、最終便に駆け込んだ。そこで偶然にも隣席になったのはジャレド・ジェームズ――九年七カ月前、恋するあまり身を捧げようとしたアマンダを、容赦なく追い返した相手だ。罰として、忘れられないキスをして。彼女は祖父の前に突き出され、監獄のような女学院へ放り込まれた。みじめな青春時代を送るはめになったのは、彼のせいだわ!だがジャレドはアマンダの苛立ちを気にもとめず、今なら誘いに乗るよとささやき、欲望と軽蔑の目を向けてくる。アマンダは意思に反して高鳴る鼓動を抑え、冷淡に別れを告げた。だが翌日、命運を握るCEOとして現れたのはそのジャレドだった。■アマンダをわがままなお嬢様とみなして辛辣な態度をとるジャレド。彼女は屈辱を感じながらも仕事のために自分を抑えます。ところが二人が激しく衝突したとき、情熱に火がついて……。お待ちかね、ナタリー・アンダーソンの登場です!