突然の悲報に、ケイトは打ちひしがれた。幼いころからの親友とその夫が事故死したのだ。夫妻の弁護士に呼ばれたケイトは、そこで別居中の夫ジャレドに再会した。それぞれに家庭より仕事を優先させた結果、離婚は時間の問題になっていた。ところが公開された遺言は、そんな状況を大きく変えるものだった。親友夫婦は、遺された娘キャシディの共同保護者として、ケイトとジャレドを指名していたのだ。二人が結婚を継続しているという条件つきで。★親の顔を知らずに生きてきた経験から、親友の遺児を我が子として育てて愛情を注ぎたいケイトと、実は離婚などしたくないジャレド。別々の思惑から、名目上の結婚生活を続けることに合意した二人でしたが……。二人が本当の愛に目覚める様子をお楽しみください。★