夫を亡くしてから、リサはハウスクリーニング業を興し、生きていくために一人で必死に会社を盛りたててきた。退屈で隙がなさすぎる女だと思われるのにも、すっかり慣れっこだ。ある日、リサは捻挫をした従業員の代わりに仕事先へ行くことに。そこは豪華なペントハウスで、住人のジャックは、なんと彼女も大ファンの人気小説家だった。彼は初対面のリサに、翌日のパーティへの同伴を頼んできた。小説の主人公と同じく、ジャックも冷酷なプレイボーイに違いない。警戒心が頭をもたげたが、途方もなく魅力的でセクシーな彼に、リサは抑えきれないほどのときめきを感じはじめていた。★自分になかなか興味を示そうとしないリサの気を引こうとするジャックと、彼に抵抗しようとするリサの駆け引きを、ミランダ・リーが軽妙な筆致で描きます。★