ニューヨークで弁護士として働くセリーナは、食料品店を営む祖父から相談を受け、故郷のマイアミに戻ってきた。地域の再開発によって、店がなくなってしまう可能性があるらしい。恩義ある祖父の店を、絶対に守らなければ!セリーナは調査に行った役所で、ハンサムな男性に誘いをかけられる。それが再開発を進めている会社のオーナー、ジャスティンだった。彼はセリーナの正体を知っても、惹かれていることを隠しもしない。「休暇中の情事ということにして、楽しまないか?」過去の苦い経験によって恋愛に臆病になっていたセリーナは拒むが、ジャスティンの熱意と魅力にいやおうなく惹かれていく。そして、ヨットでロマンチックな一夜を過ごすうちに……。■セクシーな恋を描く〈大富豪の甘い罠〉の2話目です。仕事上敵同士の二人が禁断の恋におち、夜だけベッドで情熱を分かち合う関係になります。