人口の減少に加えて、住宅価格の高まりも影響し、戸建ての着工件数が年々減少しつつあるなか、
着実に数を増やしているのが平屋です。
その理由は
●外とのつながりをつくりやすい ●地震に強い
●大空間をつくりやすい ●外観がカッコいい!など。
それに加えて、自由度の高さも魅力。カバードポーチを広くとったり、廊下をなくしたり、
ロフトを設けたりと希望を実現しやすいのが平屋です。
本書ではそんな間取りにフォーカスし、立体的な間取り図と内観写真とともに17軒を掲載しています。
これから平屋を建てる方にお勧めの工夫を、建築士さんのアドバイスとともにご紹介します。
〈目次〉
選んでよかった! 平屋のいいところ
【PART1】いまどき世代の希望にこたえた間取りの工夫、教えます
◯家族とのつながりを大切にしたい→家を大きなワンルームにする
◯友人を招いてパーティをすることが多くて→お客さま動線と家族動線を分ける
◯ミニマムに暮らしたい→壁を減らす
◯家にいながら外気分を味わいたい→カバードポーチを居室空間に
◯家事に時間をかけたくなくて…→動線を短くする
◯在宅ワークが多い→LDKから離れた場所に書斎を
◯将来も不安なく暮らしたい→バリアフリー化する
◯外からの視線が気になる…→土地に対して斜めに建てる
◯土地は狭い…でも庭は欲しい→中庭という選択
◯子どもをのびのび遊ばせたい→リビングまで続く土間をつくる
【PART2】住みやすくて、家時間が楽しい! いまどき平屋
01|限られたスペースを視覚的な仕掛けで広く見せた家
02|23坪でも広々! ムダを省いたミニマムな家
03|猫も暮らしやすい採光と風通りのいい家
04|心地いい自然の光が入る高窓&片流れ屋根の家
05|個室から書斎とアトリエまで希望を実現できた家
06|朝を気分よく始められる身支度動線がいい家
07|ラクして家事できる動きが少なくて済む家
08|天井高4.7mの開放感が気持ちいい家
09|家事動線が短くすっきりをキープできる家
10|内と外が気持ちよくつながる家
COLUMN|トップライトのメリット・デメリット
11|それぞれに心地いい場所がある夫婦2人の家
12|家族とのつながりとプライベートを両立した家
13|建物に凹凸を設けた採光がいい家
COLUMN|北側にリビングを設けるのもアリ!
14|中庭を中心にした回遊式の家
15|子どもが喜ぶ遊びを取り入れた家
16|窓を工夫して心地いいLDKを手に入れた家
17|遊ぶとくつろぐをひとつの空間で楽しめる家
COLUMN|建てる地域の風土に合わせてプランして
【PART3】平屋のデメリットはこうして解決!
土地編/コスト編/防犯編/室内プライバシー編/採光・風通し編/水害編