「大衆」という多数派に気をつけろ
「多数派」であることに安住し、自分のことしか考えない傲慢な人=「大衆」が急増する時代に、なぜ政治は暴走してしまうか。その本質と民主主義の限界をあぶりだした大衆社会論の大著を、「大衆」「リベラル」「死者」「保守」という4つのキーワードでよみとく。「なぜ日本では「保守」が間違ってとらえられているのか」「死者とともに生きるとはどういうことか」ーーこれま語られてこなかった文脈から、私たちが生きる世界を認識しなおす術をとく。書下ろし特別章「他者との関係性を紡ぎなおすには」 「私たちの「民主主義」を機能させるために」を新たに収載した、シリーズ累計50万部突破「名著ブックス」の最新刊。
〈目次〉
はじめに
第1章:大衆の時代
第2章:リベラルであること
第3章:死者の民主主義
第4章:「保守」とは何か
特別章(1):他者との関係性を紡ぎなおすには
特別章(2):私たちの「民主主義」を機能させるために
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