書店には本気の「筋トレ本」が多く並ぶ。しかし、筋トレに励む人の何千倍も「しない人たち」がいる。そして、その人たちは言う。「運動の必要性がイマイチわからない」「運動なんて大嫌い」…。しかし、そういう人にこそ「運動」が必要なのだと著者は主張する。なぜなら、現在40代の運動習慣のない人がそのまま60代になったとき、5人中4人が要介護になるという厚生労働省のデータがあるからだ。
運動なんて時間とお金と体力がなくなるだけですよ。
病気になってないから運動の必要性がわかりません。
野菜中心の食事を心がけてます。
食後に運動するのは体に悪いと聞いたので運動できません。
タバコやめないと運動の意味ないですか?
「健康のため」と思うと続かないんです。
すぐに結果が出ないことに耐えられません。などなど……
著者が、今まで接したことのない「運動嫌いたち」と実際に対話。その口から飛び出す信じられない理屈や言い訳に、時に驚き、動揺し、でも真剣に考えながら伝えようとした運動の本質とは? 今までにない運動読み物が登場!