ビジネスパーソンこそ国語力を身につけよう! 高校教科書を正確に理解する「読む力」、古典的名著から現代の出来事を読み解く「類推する力」、ものごとを的確に評価し表現する「思考する力」。基礎から応用、実践へとステップアップする3部構成で、国語の本質を効率よく学ぶ「超」入門、練習問題付き! 名門・武蔵高等学校中学校での特別授業も織り込んだ決定版。
ガイダンス
アクティブ・ラーニングの条件
あらゆる勉強の基本は「読む力」
名門・武蔵の「国語力」
AIでは代替できない力
「国語力」から人間力へ
基礎編◆教科書で「読む力」を養う
1 要約と敷衍──教科書を正確に読む
2 比較──複数の記述を組み合わせて説明する
3 能動的な読解──自ら「問い」を立ててみる
応用編◆古典を読んで「類推する力」を養う
1 読書の道は「感化」から
2 『経済原論』から「資本主義の現在」を考える
3 『人間機械論』から「AIの現在」を考える
4 『民族とナショナリズム』から「民族問題」を考える
5 二冊の小説から「社会の縮図」が見えてくる
実践編◆「読む力」から「思考する力」を育てる──武蔵高等学校中学校の特別授業から
1 アナロジーとは何か
2 「課題1」の考察と講評
3 「課題2」の考察と講評
4 「課題1、2」の解答例
5 「事実」「認識」「評価」を区別して考える
6 総合知に対立する博識