エコと節約、“始末”の工夫。先人の知恵が伝わるおばんざい
おばんざいは、京都の日常のおかずのこと。ムダを出さずに食材を使いきる、エコと節約を大切にした“始末”の知恵が凝縮されています。重要文化財で京都最大級の町家・杉本家に、200余年にわたって受け継がれてきた四季折々の味を中心に、伝統の行事食、保存食までを網羅した決定版レシピ集です。
[内容]
●杉本家の「歳中覚」
●春の章
ふきの炊いたん/ふきじゃこ/ふきとベーコンの煮物/えんどう豆のひすい煮/湯葉と菜の花のおひたし ほか
●夏の章
あじの南蛮漬け/あじのかば焼き丼/あじのつみれ汁/夏の保存食 梅干し/熟れ梅煮/万願寺とうがらしの焼き漬け ほか
●秋の章
じゃがいもと刻み昆布のあっさり煮/じゃがいもの甘煮/じゃがいものだんご汁/小豆ご飯/大豆の五目煮/さばのしょうが煮 ほか
●冬の章
ふろふき大根/大根の五目煮/柚子大根/冬の保存食 おこうこ/おこうこのぜいたく煮/切り干し大根の炊いたん/ ほか
●おばんざい控