チャリティ・ソングの金字塔が
アメリカン・ポップスの青春を終わらせた?
1985年に発表された〈ウィ・アー・ザ・ワールド〉は、全米のスターたちが飢餓救済のために集ったチャリティ・ソングの金字塔として名高い。しかし、もしこの曲がアメリカン・ポップスを「終わらせた」張本人だとしたら……。映画音楽に始まるポップスの歴史をやさしくひもときながら、奇跡の楽曲が生まれた背景、その後にもたらされた「呪い」の正体を検証する。
80’sの語り部・西寺郷太が放つ渾身の一冊!
[内容]
はじめに──1985年。アメリカン・ポップスの青春が、終わった。
第1章 アメリカン・ポップスとは何か
第2章 ディスコとMTVが、世界を混ぜた
第3章 〈ウィ・アー・ザ・ワールド〉徹底研究
第4章 華やかな夜の影で
第5章 〈ウィ・アー・ザ・ワールド〉の呪い
あとがき