唯一の実作の手引き書、増補決定版
著者が「初心者向けの手引き書の体裁を取りながら“短詩型表現論”をめざしていた」と語る2007年刊行の『NHK短歌 作歌のヒント』に、短歌の本棚からの解放を呼び掛けた【日常のなかでこそ歌を!】と、伝えるために言わない、という短歌表現の逆説を説いた【短詩型における表現の本質】の二章を加筆。ちょっとしたヒントが歌を格段に進歩させる一冊。歌を作り続けるための珠玉のメッセージも満載。
[内容]
はじめに
新版によせて
第一章 作歌の基本 ものの見方
第二章 形式を使いこなす
第三章 言葉を大切に
第四章 作歌のレトリック
第五章 作歌の上達は歌の〈読み〉から
第六章 継続は力なり
第七章 日常のなかでこそ歌を!
第八章 短詩型における表現の本質