映画界の巨匠・新藤兼人監督の遺した思いとは
2012年、100歳で世を去った映画界の巨匠・新藤兼人監督。その多くの遺稿の中から、死の直前まで映像作品に込めた情熱、故郷広島への愛着を抽出し、また、戦後70年を直前に控え、新藤自身の戦争体験や原爆・核に対する思いや怒りなどを、鮮烈に描き出す意欲作。
[内容]
はじめに 新藤次郎
第1章 故郷・広島への想い
第2章 一家離散から、映画の世界を目指す
第3章 戦争体験と原爆、放射能の恐ろしさ、そして怒り
第4章 映画作りへの飽くなき情熱
第5章 兼人と映画でかかわった人たち
第6章 100歳まで生涯現役を貫く
おわりに 新藤 風
引用文献一覧
新藤兼人 監督・脚本映画作品一覧