あらすじ自分の生きた証しを世に残そうと、 歌うこと、書くことに全力を尽くした。 自己を見つめ煩悶し それらを何の虚飾もせずに、歌を神として、訴えた。 ……葭子の歌は何度読んでも新鮮に思える程、 決して色褪せない。 読む人のさまざまな心の角度に触れて プリズムのような光を発するのだ。 「エピローグ」より