身近で共感を誘う漢詩を、わかりやすい解説と重厚な朗読で
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■今号のテーマ
冬枯れから芽吹きへ。夜長や風雪を愁い、春を待望する想いが込められた名作を味わう
秋から冬へと季節が移ろうなか、自然の変化や人びとの営み、節句や祭りに材を取り、哀感や郷愁、春を待つ想いを作品にこめた詩人たち。秋の夜長、虫の声、初霜や初雪、冬衣、冬至、大晦日、元旦、人日(正月七日)、小元(正月十五日)、元宵(同日夜)、寒食(冬至から百五日目)、柳絮……。李白、白居易、蘇轍、韋応物、王維、杜牧、陸游といった詩人たちが、冬至を境に春へと向かう季節と心の移り変わりを描いた秀作を存分に味わう。
■講師:赤井益久