そういえば、あの本のこと、なんにも知らずに生きてきた。
一度は読みたいと思いながらも手に取らなかったり、途中で挫折してしまったりした古今東西の「名著」を25分間×4回=100分で読み解きます。各界の第一線で活躍する講師がわかりやすく解説。年譜や図版、脚注なども掲載し、奥深くて深遠な「名著の世界」をひもときます。
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■今月のテーマ
民主主義の危機は、「哲学」が守る
真理の探究を目指す従来の哲学を、社会の分断や差別をもたらすものとして根本から否定し、「人と人との対話を止めない」という哲学の新たな役割を提示した、哲学者リチャード・ローティ。その思想を手がかりに、分断やポピュリズムを乗り越え、連帯可能な社会を構想するためのヒントを探る。
■講師:朱 喜哲