あらすじ春から始まった僧侶への道は、いよいよ冬を迎え、 藤井善行が僧侶となるための1年という時間も終盤に入る。 学ぶこと、そして「僧侶」となる自分に対峙しながら、 ひとりの女性・日野灯との縁を感じ、思う。 自らの足下を踏みしめながら、 月を、ゆびさすさきを、信じて進む。