あらすじ福島での復興ボランティアが、四人それぞれの心に、 強く“何か”を与えた。 それは仏の道、己の道を真摯に考える一助となり、 四人の道がーー動き始める。 季節は秋に入り、学びの時間も後半を迎え、 「普通の人」だった男、藤井善行が歩む、 僧侶への道が、鮮やかに浮かび上がってゆく。 清楚な女性・灯への思慕も、 ほのかな恋として意識されてゆく。