スマホからスーパーコンピュータまで ― 現代のコンピュータ の全体像がわかる!
本書は、コンピュータアーキテクチャを学ぶ大学学部生、院生や企業の技術者、研究者を対象として、並列コンピュータを基礎から解説するものです。
ムーアの法則が頭打ちとなり回路の動作周波数に限界が見え始めたことから、コンピュータアーキテクチャは、従来の微細化・集積化型の成長から、マルチコア・メニーコア化による並列化・分散化型の成長へ舵を切りました。その結果、スマートフォンからスーパーコンピュータまで、現在あらゆるコンピュータが並列化されています。
本書では、この並列コンピュータについて体系的に整理し、基礎、歴史、アーキテクチャ、記述言語などをていねいに紹介します。現代のコンピュータにかかわるすべての方の座右の書です。
第1章 並列コンピュータとは
第2章 集中メモリ型並列コンピュータ
第3章 共有メモリを用いた並列プログラム
第4章 分散共有メモリ(NUMA)
第5章 クラスタ・NORA(NORMA)
第6章 相互結合網
第7章 アクセラレータ