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国家試験の出題基準に沿った書目・内容構成で、看護学の新しい展開へ
本書は、基礎看護学のなかでも、看護の基本概念である看護の本質、看護の対象としての人間理解、生活の要素と健康のかかわりなどの看護の倫理から、看護を展開するプロセスに必要な知識までを、わかりやすくまとめている。
本シリーズの特色としては、看護学カリキュラムにおける「専門基礎科目」と「専門科目」とを融合した体系的な解説に配慮している。また、内容構成上は、看護師・保健師国家試験の出題基準に準拠し、基本構成が明確になるように、各章の冒頭に「この章を学ぶ意義」を明示した。さらに「演習問題」や「コラム」をふんだんに取り入れ、章末には「理解度チェック」を盛り込むなど、各種の工夫を凝らして、読みやすく、理解しやすい構成とした。
1章 看護の概念
2章 人体の調節機能
3章 生命のいとなみ
4章 人間の機能からみた人体の構造
5章 人間と環境
6章 社会生活における健康のとらえ方
7章 疾病の成り立ち
8章 生活と健康
9章 看護と倫理
10章 看護の行動計画・看護過程
11章 症状の理解と看護の実施(水分・熱調節の異常など)
12章 症状の理解と看護の実施(呼吸・循環の異常など)
13章 症状の理解と看護の実施(消化器症状など)
14章 看護の体制と関係法規