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情報理論の全容を簡潔にまとめた名著
本書は,情報理論の全容を簡潔にまとめ,いまもなお名著として読み継がれる今井秀樹著「情報理論」の改訂版です.
機械学習などの分野が急激に発展する現代において,情報伝達,蓄積の効率化,高信頼化に関する基礎理論である情報理論は,情報系のみならず,多くの学生にとって必修といえるものになっています.
本書では,数学的な厳密さにはあまりとらわれず,図と例を多く用いることで,直感的な理解が重視されています.また,例や演習問題には,応用上深い意味をもつものを取り上げ,具体的かつ実践的に理解できるよう構成しています.
さらに,今回の改訂において著者自ら全体の見直しを行い,最新の知見の解説を追加するとともに,さらなるブラッシュアップを加えています.
初学者の方にも,熟練の技術者の方にも,わかりやすく,参考となる書籍です.
第1章 序 論
第2章 情報理論の問題
第3章 情報源と通信路のモデル
第4章 情報源符号化とその限界
第5章 情報量とひずみ
第6章 通信路符号化の限界
第7章 通信路符号化法
第8章 アナログ情報源とアナログ通信路