全国の多くの大学のカリキュラムやシラバスに合った、「コンピュータアーキテクチャ」の新たな定番テキスト
電気電子通信系の大学学部向け2単位用のテキストシリーズの一巻。
電気・電子・情報系学科の専門課目である「コンピュータアーキテクチャ」「計算機工学(概論)」の講義用教科書。情報の表現方法、論理演算を実現する方法を学ぶとともに、演算回路、レジスタファイル、メモリなどのハードウェアの基本部品に関する知識、またそれらのC言語との関係について解説。また、パイプライン処理方式、記憶階層の考え方および実現方法、OSの基本機能、プロセスとその管理の実際、代表的なI/O装置の仕組みなどをわかりやすく解説するものです。全体は1コマの講義の回数に合った15章構成をとっており、各章末とも理解度をチェックする演習問題を配しています。
目次
1章 基本素子と情報の表現
2章 演算器と記憶機構
3章 プログラミング
4章 パイプライン
5章 浮動小数点演算とマルチメディア命令
6章 プログラムとメモリ
7章 キャッシュと予測
8章 スーパスカラとVLIW
9章 アクセラレータ
10章 オペレーティングシステム(OS)の役割
11章 プロセス
12章 記憶階層
13章 I/O装置
14章 仮想化技術
15章 マルチコア向けOS
演習問題解答
索引