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理論の解説とRによるシミュレーション
地球統計学では、空間座標を伴うデータを確率場の実現値とみなし、データの解析・予測を行う。地球統計学の中心となる手法がクリギング法であり、鉱山学から誕生した空間的予測法のことである。クリギング法は、地理学、経済学、石油・資源探査、土木工学、土壌生理学等の様々な応用分野に使える手法で、本書はクリギング法の理論を中心に解説し、シミュレーションについてはRを使って分析している。
1章 地球統計学とクリギング法
2章 確率場と定常性
3章 共分散関数とバリオグラム関数
4章 共分散関数とバリオグラム関数の例
5章 単純・通常クリギング法
6章 ブロッククリギング法
7章 普遍型クリギング法
8章 多変量確率場とクロス共分散・クロス・バリオグラム関数
9章 多変量クリギング法
10章 交差検証法によるモデル当てはめの良さの検証
11章 モデルの当てはめ
12章 確率場のシミュレーションと条件付きシミュレーション
13章 クリギング法による解析の実例
14章 パッケージgeoR を用いた地球統計学的解析の実際
付録