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経済データの特徴をしっかり捉えられればうまく分析できるようになる !
経済・経営系の学生を対象とした書籍の多くは、例題に経済データを扱っています。経済データを分析する際には、その特徴にあった分布、つまり対数正規分布を用いると正しい統計的推測ができます。ところが経済統計学の多くの書籍は、数学が苦手な読者のために、一般の統計学をやさしく解説することに力点が置かれているものが多く、実践的に経済データを使って解説するまでに至っていません。
本書は3部構成で、第1部に経済データの特徴を、第2部に統計学の基礎と調査の対象となっている集団の特徴、少数の観測値から推測する統計的推測法を、第3部には回帰モデルで経済予測を実践的に行えるようになるまでを解説しています。
第1部 経済データの特徴を知ろう
第1章 統計学はデータを料理する
第2章 質的データの特徴を記述する
第3章 量的データの特徴を記述する
第4章 経済格差を測定する
第2部 記述する統計学から推測する統計学へ
第5章 データを生み出す確率分布
第6章 標本データから母数を推定する
第7章 標本データから仮説を検定する
第8章 経済データは正規分布するか?
第3部 回帰モデルで経済予測をしてみよう!
第9章 予測のためのモデル作り
第10章 古典的回帰モデルで予測する
第11章 自己回帰モデルで予測をする
第12章 時系列回帰モデルで経済予測する