【書籍説明】
かくて世界は騙される…
皆さん騙されたこと、ありますか?
そんな嫌な経験ないに越したことはないけれど、誰しも多かれ少なかれ経験済みのはずですね?
心ないクラスメートの悪意の噂に始まり、大学時代に当てにしたレポートの裏付けになるはずだった嘘つき論文まで、どんなに手堅く生きても襲い掛かってきます。
大人になってからも、美味いセールストークに乗せられて、契約したら全然お得ではなくで、文句を言おうにも、契約書の隅に「…のような場合は…」なんて小さく免責事項として盛り込まれていたなんて、ザラにあるでしょう。
それらのギリギリ法定内の嘘だけではなく、昨今は不況なのに乗じて、人のちょっとした欲につけこんだ詐欺が増えました。
誰しもたまには騙されることが普通の世界とは言え、騙されるのは気分が悪いですし、被害の大きさによってはホントに笑えません。
それに誰かの犯罪の片棒を知らずに担がせられた日には、望まずして警察沙汰になることもあります!
大切な財産を奪われたり、罪に問われなくてもやってしまったことに後悔しきり…なんて御免ですよね?
そこで今回は騙す側のテクニックと騙される側の心理や弱味を徹底解明することによって、騙されない思考回路を皆さんと作っていきたいと思います。
この本で学んだことを使って、騙そうとする奴から逃げるもよし、掌で踊らせて笑うもよし…皆さんはどんな風に使いたいですか?
ともあれ、この本で覚えてもらいたいのはたったの5つです。
「詐欺はテンプレ!テンプレを覚えて比較してみること」
「詐欺は混乱した心の上に成立すること」
「売りに来た相手が、そのビジネスや契約の全てを説明できないなんてことは有り得ないこと」
「勘と言う心の警戒アラームを尊重すること」
「ものごとの正当な対価を知り、それがきちんとしたビジネスか見抜くこと」
たったのこれだけで、皆さんは誰にも騙されなくなるのです。