大大大好きな白(しろ)くん。白くんのためならなんだってするよ。一陽(いちよう)は小学生の頃から、小説家である祖父の愛弟子・白に恋をしている。クールで隙のない美形の白に猛アタックすること早数年…振り向いてもらえる気配は全くないけど、最近一緒に暮らし始めたことが小さな幸せ。このまま生活を握って外堀を埋めていけば…と考えていた時、白に恋愛小説執筆の話が!? 勢いで恋人役に立候補、仕事を口実に少しでも距離を縮めようとして――…クール時々いじわるな年上幼馴染×一途で健気な大学生。一つ屋根の下、愛おしく日々を重ねる恋の話。