デビュー曲『カナダからの手紙』で紅白歌合戦に出場し、にっかつロマンポルノ『後から前から』で主演&主題歌を歌った国民的シンガーが、還暦とソロデビュー40周年を迎えた2019年に、CDブックレット用にファンへの感謝の気持ちを込めた還暦ヌードをセルフプロデュースし撮影。そのCDの発売がなくなったため、デジタル写真集として商品化が実現した。自然光のみで撮影した写真にはありのままで自然体の畑中葉子が捉えられている。彼女の記念碑的作品は、男性のみならず女性にも大きな共感を呼ぶだろう。
はたなか・ようこ
1959年4月21日生まれ、東京都八丈島出身。78年に平尾昌晃とのデュエット曲『カナダからの手紙』でデビューし、同年紅白歌合戦に出場。翌年、『ロミオ&ジュリエット’79』でソロデビュー。週刊ポストでの水着グラビアがきっかけでセミヌードに挑戦し、80年ににっかつロマンポルノ『愛の白昼夢』に出演。同年、主題歌を歌った主演映画『後から前から』が空前のヒットとなる。2児の出産・育児により15年間の休止期間を経て、2010年に活動再開。デビュー40周年記念アルバム『ラブ・レター・フロム・ヨーコ』が発売中。長女・杏奈は『有吉反省会』(日本テレビ系)で芸名を「後前杏奈」に改め、タレントとして活躍している