大好きだった母を亡くし、天涯孤独になってしまった17歳の歩。ようやく母と一緒に暮らせると思った矢先の突然の出来事で、泣くことすらできないでいた。これからは自分を気にかけ、守ってくれる人はいないのだ、そう思うと、なぜか幼い頃にずっとそばにいてくれた座敷童のたっちゃんのことが思い出された。そのたっちゃんも今はいない。今日は節分。寂しさを紛らわすかのように、歩は思わず「鬼は内!」と叫んでしまう。するとどうだろう、突然タトゥーまみれのヤンキー風の男二人が家にやってきた。しかも一人は、豆をぶつけられてひどい怪我を負っていて!? 心配性なヤンキー疫病神×天涯孤独の高校生の運命の恋スタート!心配性なヤンキー疫病神×天涯孤独の高校生の運命の恋!(「疫病神が守護します。1」はウェブ・マガジン小説花丸 Vol.45に収録されています。重複購入にご注意ください)