なんでも教えてくれるのに、上から目線で恩着せがましい。
みんなに優しいのに、誰にでもいい顔をしてはっきりしない。
理想が高いのに、絵空事ばかりで行動が伴わない。
リーダーシップがあるのに、ひとりよがりで突っ走る。etc.
「いい人」のはずなのに、なぜか人をモヤモヤさせて嫌われてしまう人、あなたの周りにもいませんか?
そんな人間関係の謎を、進化心理学の専門家である著者が「サルからヒトへの進化」「狩猟・採集時代から文明社会への変化」という視点から解き明かします。
職場の同僚や友人に対して「いい人なのに、付き合いづらいな」と感じている人や、「ひょっとしたら自分、嫌われているかも」と感じている人は、必見。
「こんな奴、いるいる」と共感しながら読み進めるうちに、現代社会におけるコミュニケーションのコツがわかります。