神父として50年以上、悩み苦しむ人の声に耳を傾けてきました。
新型コロナウイルスによって、人と人とのつながりがずたずたにされました。
人の生が脅かされ、社会の営み、文化・伝統が浅薄になり、文明の危機がもたらされています。
だからこそ、改めて一人ひとりの目覚めとチャレンジが求められているのです。(森一弘)
コロナ禍に覆われ、多くの人々の暮らしに大きな影響が及んでいます。今、私たちは「生きる」ということをどのように考えていけばいいのか。神父として、悩み苦しむ人と向き合い続けてきた著者の、ときにやさしく、ときに厳しい言葉は、私たちに大きなエールを送ってくれます!
目次
プロローグ
家庭、家族の力を取り戻す
1. 新たな価値に目覚める
2. もうこれ以上悩まない ~苦しみに意味を見いだす~
3. 死と向き合う、死を想う
4. 幸せを感じる力を強くする
5. ことばは「光」にも「いのち」にもなる
6. 共感する力を育てる ~孤独に蝕まれる社会にあって~
エピローグ「コロナ禍の今を生きるために」