危機に直面した時、日本のリーダーたちはどう思考、決断、行動したか?
リーダーを目指すすべての人に贈る"歴史の教訓"!
歴史を俯瞰すると、まさにその時、その瞬間が未来への分岐点だったのだと痛烈に分かる一瞬があります。そして人間は、人間であるが故にその一瞬の判断を誤ることがあります。何かを成し遂げた人間には、共通の思考プロセスがありますが、日本人だからこその独特の思考プロセスというものがあります。(はじめにより)
【目次】
第1章ミッドウェー海戦に学ぶ「決断の流儀」――南雲忠一と山口多聞
第2章吉田学校に学ぶ「リーダーの継承術」――吉田茂から田中角栄へ
第3章東北の一村長に学ぶ「生命尊重」――深沢晟雄の信念
第4章大戦前夜の日米首脳を狙ったソ連の陰謀――近衛文麿とルーズベルト
第5章二百三高地攻防戦の男たち――乃木希典と児玉源太郎