好漢カート・オースチンが恐るべき気象兵器の謎に迫る。
NUMA特別出動隊、大活躍!
【あらすじ】
マルケッティが根城とする人工島で浮かび上がってきたのは、気候の改変を目論む一派の存在だった。地球環境が激変すれば、あまりにも多くの人間の生活が破壊されることになる。
人工島へ送り込まれた刺客を振り切ったオースチンと相棒のザバーラは、首謀者 と目されるイエメンの実業家のもとへ急行する。
待ち受ける危機の連続を知恵とガッツと軽口で乗り越えながら、ふたりは野望粉砕 に突き進む。
含み笑いを携えながら、カッスラー活劇が最高速度で展開する、〈NUMAファイル〉シリーズ第10弾。
※この作品には、電子版巻末特典として、クライブ・カッスラー著『粒子エネルギー兵器を破壊せよ』(扶桑社刊)の一部が収録されています