過激な極上エロティック・ロマンス【エロティカ・ラブロ】
選りすぐりの傑作5話を収録!
「小悪魔OLはエリートCEOに執着されています」
「クールなイケメンは豹変して過激な愛を囁く」
「妄想が現実になって淫らに溺愛されています」
「ドSな極上イケメンたちに愛される不埒な秘蜜の夜」
「フェロモンイケメンの隠しきれない淫らな本性」
私だけの淫らな秘密の時間――
えっ? まさか彼に全部聞かれてしまった……?!
「小悪魔OLはエリートCEOに執着されています」
ザーラは社内でプレゼンがうまいと評判だった。
堅物のお偉方を前にしたら誰だって畏縮しそうなものだけど、ザーラは違う。
プレゼン30分前になると、ザーラは社屋の4階にある誰も使わない化粧室に入り、鍵をかける。
大きな鏡に映る自身の目をまっすぐに見つめながら、ブラウスのボタンを外していく。
オカズは会議室のCEOや取引先の男たち。
バイブをあてがい、卑猥なショーを披露するザーラを、
彼らは股間をぱんぱんに膨らませながら見ている――そんな妄想の中で彼女は達する。
オーガズムという強力なドーピングは、プレゼンを成功させるための秘密の儀式なのだ。
頬の火照りや、にじみ出る“満たされオーラ”が消えないうちに会議室に行かなきゃ――
ところがザーラは、化粧室を飛び出したところで見も知らぬ男性とぶつかってしまう。
まさかこの人、ずっとここにいたの……? わたしの声を、聞いていた……?
「クールなイケメンは豹変して過激な愛を囁く」
その日、私は同僚2人と仕事帰りにバーにいた。
1人は饒舌なジョンソン、もう1人はほとんど口をきいたことのない、マイケル。
そろそろ帰ろうかというとき、そのマイケルが突然私に耳打ちした。
「このあと一緒に来たら、きみのあそこを舐めて死ぬほどイカせてやるよ」
えっ? いまなんて言ったの? なんて訊くまでもない。彼はたしかにそう言った。
ジョンソンがまた明日な、と帰っていき、私は……マイケルの自宅へ向かった。
もし彼が変質者だったら? 頭は警告を発しているのに、脚の間はびしょびしょだった。
そして彼の家に脚を踏み入れた瞬間、私は廊下でスカートを脱がされた。
彼がひざまずく。
こんな展開にまったく備えていなかった綿のパンティを下ろされる。
そして私の脚を開くと、彼は顔を埋めた。ずっと前から私たちがこうしているかのように。