生まれる愛、誓う愛、試される愛――
2019年 女性小説賞受賞!
世界累計100万部突破の話題作。
“冤罪という悲劇であると同時に、感動的な物語”
――バラク・オバマ(アメリカ元大統領)
“深い感銘を受けた。そして、考えさせられた”
――ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
“アメリカが歴史の大きな転換点にある今、必読の書。人々を引き裂くのはナイフや銃弾とは限らない。でも、結びつけるのはいつも愛なのだ”
――鴻巣友季子(翻訳家・文芸評論家)
“アメリカの人種問題を扱いつつも「結婚」が個人や家族に与える普遍的な問題を描いており、読後に誰かと共感や反感を分かち合いたくなる”
――渡辺由佳里(書評家・エッセイスト)
ありふれた幸せな夫婦、ロイとセレスチャル。
ある日、町の寂れたホテルに泊まった二人だが、
その夜に女性客が強姦され、犯人と疑われたロイは警察に連行されてしまう。
とんでもない濡れ衣だと誰もが釈放を信じたが
夫の無実を訴えるセレスチャルの証言もむなしく
ロイに言い渡されたのは懲役12年の刑だった。
唐突に、理不尽に引き裂かれた二人は、
刑務所のなかと外とで手紙をやり取りしつづけるが――
愛とは、結婚とは、人種とは、社会とは。魂に訴えかける各賞受賞の話題作。
*女性小説賞受賞
*NAACPイメージ・アワード受賞
*アスペン・ワーズ文学賞受賞