~こんな刺激、初めて! 官能オトナ女子ノベル~
極上エロティック&官能ロマンスレーベル【エロティカ・ラブロ】からお贈りするのは、
超売れっ子絵師、蝶野飛沫氏の美麗イラストが表紙を飾る、超絶エロティック短編集!
センセーショナルな傑作2編を収録。
『無垢な幼妻は絶倫侯爵に調教される』
借金のかたに嫁がされた無垢な花嫁への、淫らな調教劇!
ここはどこ? ヘレンは眠気で朦朧としながらまばたきした。
揺れるろうそくの光――見慣れない部屋だわ。
身を起こそうとして、愕然とした。縄で腕を縛られている!
「ようやく目が覚めたね」部屋の隅から聞こえてきた低い声の主は……新郎のピアースだ。
ヘレンは父を恨めしく思った――悪名高き放蕩侯爵に娘を嫁がせた父を。
透けるレースのナイトドレスの下、脚のあいだをピアースの指がかすめ、ヘレンはあえいだ。
「ほら、体はこんなにも正直だ」
そのとき、食事の盆を抱え使用人が現れた。ああ、使用人の目に裸同然の姿をさらされるなんて……。
花婿は美しい新妻を欲望あらわに見つめる使用人を下がらせ、尊大な口調で言った。
「清純ぶるな」
ヘレンは恥ずかしくてたまらないのに、体が火照るのを止められなくて……。
『傲慢貴族の世にも淫らな官能レッスン~調教された貴婦人~』
上流婦人の“夜の生活”の指南を受けに、マダム・シャムフルールの屋敷を訪ねたソフィア。
だが現れたのは“マダム”ではなく並はずれて美しい紳士――アンブローズ・シャムフルールだった!
官能的な笑みを浮かべた彼の大きな両手で手を握られた瞬間、ふしだらにも、その指にやさしく愛撫される自分の姿が目に浮かぶ。
ソフィアは頬を真っ赤に染めて告白した――性の“悦び”を教えてほしいと。
すると彼に優しく、つぎつぎに服を脱がされてしまい……!?