「安吾、僕を飼え」門衛騎士修道会(ハダニエルナイツ)の神父である安吾は、「第一級の異端者」御母衣拓磨とエンゲージ(指輪の契約)する。「魔」であり、安吾とは敵対する立場でもある御母衣だが神父らしからぬ飄々とした安吾と過ごすうちに少しずつ心を許すように。そんな矢先、御母衣は飛び込んだ事件で捕えられ、安吾は…! 傷ついた御母衣の前に戻った安吾からはいつもの雰囲気は消え、威圧感と昏い迫力で嫌がる御母衣を追い詰める…「自分の名を呼べ」と繰り返しながら。御母衣は必死に抗うが…!?
(※本書収録の「アベル ~サタンに造られし魂~」「アベル ~罪の爪痕~」は、電子配信中のビーボーイデジタルノベルズ「アベル【イラスト入り】」「アベル~罪の爪痕~【イラスト入り】」と同内容のものです。)