あらすじ 過疎の孤島、茨島には「茨姫」伝承の祭りがある。その姫役を務めることになった加賀見涼は、祭りの途中で、竜成という男に地下洞窟へとさらわれてしまう。 涼を助けに来たという彼は、「姫は生け贄で、最後には必ず殺される」と言うのだが!? 追っ手から逃れる暗闇の中で、次々と明らかになっていく島のおぞましい真実。そして涼と竜成の間には、激しくもほのかな愛が芽生えていき……。