あらすじ古めかしい日本画壇で、才能もビジュアルも突出した新進画家同士──目を惹く長身で力強い筆致の飾沢(かざりさわ)と、繊細な容貌とそれに見合う作風の紺野(こんの)。二人は自他共に認めるライバルで大親友だった。ところが紺野が、理由も告げずに筆を折ると宣言! その上なぜか飾沢を避け始めた!? この関係は永遠だと思っていたのに──。衝撃を受けた飾沢は、ある夜紺野に衝動的にキスしてしまい!? ※口絵・イラスト収録あり