あらすじ「これほどまで古代朝鮮の渡来文化が日本に濃密に残されているとは予想だにしなかった」――著者の驚きは、ますます拡がる。京都の山城、大阪の摂津・和泉・河内など各地の神社や祭りに伝わる縁起、習俗の来歴をひもといてゆくと、隠された古代日本の貌が、否が応でも新しい歴史の姿をまとって、浮かびあがってくる。