あらすじアラブの小国・シルバダンで父を捜していた健は、威圧感を纏う美貌の王・カラートに攫われ砂漠の城に囚われてしまう。そして儀式で砂漠の神に歌を捧げるように告げられた。傲慢な要求を拒絶した健だったが、カラートの孤独とアンバランスな無垢さに気付き始める。そして彼から与えられる戯れのキスが深くなるにつれ、カラートへの想いが愛しさへと変化していく。しかしそばにいるほど強くなる彼への愛が、次第に健の心を引き裂いていき―。