敵は月面にあり! 加賀四郎率いる地球軍は、宇宙への進軍に向けて舵を切った!
太平洋を南下する原子力潜水空母アークを1本のミサイルが襲った。それは、月面に基地を構え地球の覇権を狙うWWSAことネオ・テラ帝国からの威嚇であった。クトゥルーらの〈ダーク・パワー〉とネオ・テラ帝国。2つの脅威に挟まれた「地球軍」は、隷属か反攻かの決断を迫られる。智将・加賀四郎は「敵は月面にあり」と、宇宙への進軍を決断し、みづちの若長・北斗多一郎を月面攻撃特別コマンドとして送り込む!
栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた、超伝奇シリーズ第2部「地球聖戦編」第2作!